三興バルブグループのエフライズが
国際的な環境認証「TRUE認証」を
日本の建設業界で初めて※1取得
~建設業界におけるサーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組み~
三興バルブホールディングス株式会社(本社:福岡県福岡市、代表者:長﨑 洋也)のグループ会社である株式会社エフライズ(本社:福岡県福岡市、代表者:岡本 創一朗)は、宮若第1 ・第2 工場 (福岡県宮若市)において、廃棄物削減と資源循環の取り組みを定量的に評価する国際的な環境認証「Total Resource Use andEfficiency 認証(以下、TRUE認証)」を取得しました。本認証の取得は、日本の建設業界で初めてとなります。
エフライズでは、建設業界におけるサーキュラーエコノミー※2 の実現に向けて、配管設備のモジュール化※3 を通じて、製造段階から資源循環に取り組むものづくりを推進しています。今回の認証取得は、こうした取り組みを国際基準で客観的に証明し、建設業界におけるサーキュラーエコノミーの新たなモデルを示すものです。
TRUE認証取得工場(宮若第1工場)
■取得の背景・社会課題
近年、ESG調達やサステナビリティへの関心が高まり、多くの分野で資源循環への取り組みが求められています。しかし、配管設備分野では、資源循環型のものづくりはまだ十分に浸透していません。その背景には、現場で加工・施工を行う工事が主流であるため、端材や手戻りによる廃棄物が構造的に発生しやすく、資源循環を実践しにくいという課題があります。
エフライズでは、この課題に対し、配管設備のモジュール化によって加工を工場へ集約。資材を適正に管理することで端材の発生を抑えるとともに、金属・プラスチック・紙などの廃棄物も分別・再資源化しやすい仕組みを構築してきました。
今回のTRUE認証取得は、こうした資源循環に向けた取り組みを国際基準の第三者評価によって客観的に証明するものです。認証プロセスを通じて廃棄物データの計測・管理体制を整え、その成果を「数字」で示すことで、発注者や施工会社は環境への取り組みを客観的に示すことができ、ESG開示やサプライチェーンにおける環境評価にも活用いただけます。
■TRUE認証とは
TRUE認証は、米国の U.S. Green Building Council®( USGBC®)が制度設計し、Green Business Certification Inc.™ (GBCI®)が審査を行う、施設のゼロ・ウェイストを評価する国際環境認証です。直近12 か月に施設から発生した廃棄物の90%以上を埋立や焼却ではなく、再利用・リサイクル・堆肥化などによって資源として循環させることに加え、廃棄物の削減や社員教育、サプライチェーンとの連携など、組織全体での取り組みが評価されます。環境への取り組みを「数字」と「第三者認証」で証明できることがTRUE認証の特徴です。
■今後の活用方法
今後、エフライズはTRUE認証取得工場である宮若第1・第2 工場で製作したすべてのモジュール製品に認証ラベルを付与して提供する予定です。これにより施工会社や元請企業は、資源循環に配慮された製品を調達していることを発注者や投資家へ客観的に示すことができます。
■目指す未来
私たちは、「建設に、新しい流れを。」をビジョンに掲げ、建設業界が抱える課題に向き合い、これまでの常識にとらわれない発想で新しい価値を提案することで、業界のより良い未来をともに創るグループを目指しています。
私たちが描くのは、配管設備のモジュール製造を起点に、作る段階から資源循環に取り組むものづくりを建設業界へ広げていく未来です。
今回、設備分野の企業としていちはやくTRUE認証を取得した意義は、自社の環境対応にとどまらず、建設業界における資源循環を前に進める一助となることにあると考えています。今後もこうした取り組みを積み重ね、業界の新たなスタンダードとして広げることで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献してまいります。